お野菜カレンダー
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コールラビは食感がカブやダイコンの様で、味はブロッコリーやキャベツの様だと言われています。食べるのは地上部で丸く太った茎。キャベツの芯に近い存在ですが、葉でつくる養分を茎いっぱい貯めて肥大するので甘みがあり、シャキッとした食感です。生のままでも食べられ、浅漬けや漬物にも向いています。薄くスライスしたり、細切りにしてサラダにしても美味しいですし、炒め物や煮物にも使える野菜です。
じゃがいもには、ビタミンC、B1、B6、ナイアシンなどのビタミン類を豊富に含んでおり、主成分がデンプンであることから栄養価も高いです。特にビタミンCはたくさん含まれており、その量はホウレンソウやミカンと同じ位です。ジャガイモの中のビタミンCは、でんぷんに守られて加熱しても壊れにくく、風邪の予防や疲労の回復、肌荒れなどに効果があります。じゃがいもの「芽」の部分にはソラニンという毒があり、芽以外にも、日光が当たって皮が緑化してしまっている部分にもソラニンが含まれていて、じゃがいもを食べて吐き気や下痢、おう吐、腹痛、頭痛、めまいなどの症状が出たときは、急いでお医者さんにみてもらいましょう。
スナップエンドウはグリーンピースの改良品種で、アメリカから導入されました。豆が成長して大きくなってもサヤが硬くならず、サヤごと食べられるものです。甘みがあり、パリっとした食感が楽しめます。 スナップエンドウは下茹でして、いろいろな素材と炒めると、とても美味しいです。
ラディッシュは植えてから収穫できるまでの期間が非常に短く、植えてから20日程で食べられるようになるので二十日大根と呼ばれるようになりました。ラディッシュは、サラダを彩ったり、生食や酢の物にすることが主な調理法ですが、味もダイコンと同じでなので、基本的には普通のダイコンと同じ料理に使えると考えていいでしょう。洋風、和風、中華風どれでもおいしく食べられます
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一般的なナスにはあくがあるので、新鮮なものでも生ではいただけません。また、切った後は黒く変色するので、真水又は塩水に浸けてあく抜きをします。油との相性がいいです。炒め物などにする場合も、一度高温でさっと揚げてからのほうが旨みが出ます。使う用途は非常に幅が広く、煮て良し焼いて良し炒めて良し。さらに漬物良し。
キュウリはなるべくイボが残っていてチクチクするくらいの物、果肉が硬くしっかりとしている物を選びましょう。お店には伸びた綺麗なキュウリが並んでいますが、曲がっていても味は変わりません。冷蔵庫に保存する際、キュウリは冷やし過ぎるとかえって傷みやすくなります。
産毛がしっかりと残っているのも目安です。大き過ぎると育ち過ぎて苦味が出始め美味しくないので、小ぶりの方が無難です。柔らかい弾力がある物が美味しいです。オクラは冷蔵庫に入れない冷蔵庫に入れておくとしても野菜庫にしてください。暖かいところで採れる野菜なので、5℃以下になると低温障害を起こす事が多く注意が必要です。
ピーマンを選ぶ時は、色が均一で濃く、艶があるものを選択。持った時に重みがあり、指で腹を挟んだ時にしっかりと弾力があるものが肉厚で美味しいです。乾燥しないようにビニールやポリ袋に入れて野菜庫に入れておきます。
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ニンジンの生産は北海道、千葉、徳島などが主な産地で、北海道と千葉で全国の半分近くを作っています。ニンジンを選ぶ際は、なるべくオレンジ色が濃い物を選びましょう。表面に傷やひび割れがなく、あまり先が細くなっていない物の方が良いです。
カボチャは鮮度が良い物が美味しいという訳ではありません。逆に、しっかりと熟成され、でんぷんが分解されて糖分に変わり、ホクホクとした食感と甘みを感じられるようになったもの選びます。
もものすけはナント種苗が開発した赤かぶの一種で、手で簡単に表面の皮が剥け、生のままサラダなどで美味しく食べられるのが特徴となっています。また、かぶの葉もβ-カロテンを非常にたくさん含んだ食材ですので、捨てないでください。
風邪の予防や疲労の回復、肌荒れなどに効果があるビタミンCを含んでいますが、サツマイモの場合、ジャガイモと同じく、でんぷんに守られて加熱しても壊れにくいそうです。
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日本でも縄文時代から栽培され、ジャガイモやサツマイモがそれほどメジャーではなかった江戸時代までは、芋の主役だったといわれています。サトイモは根のように見えて実は茎が肥大したものだったんです。株の中心に親イモができ、その周りに小さな子イモが増えていきます。
つぼみが小さく、粒が揃っており、きっちりと詰まっているものを選んでください。房と房に隙間ができているようなものや、蕾が大きく粗く感じるもの、柔らかい物などは避けてください。色は鮮やかで濃い緑色のものを選びましょう。表面が黄色っぽい物は古くなっている場合が多いです。
大根にはジアスターゼと言うでんぷん分解酵素が多く含まれており、でんぷんに大根の汁を混ぜ合わせると分解が始まり糖に変わるからだそうです。その為、消化を助け、、胃酸過多、胃もたれや、胸やけなどに効果があるそうです。
スティックセニョールはサカタのタネがブロッコリーと中国野菜の芥藍(かいらん)とを掛け合わせて作った品種です。通常ブロッコリーは主軸の頂点に出来る花蕾を食用としますが、スティックセニョールは次々と伸びる脇芽として伸びる茎の部分と、その先の花蕾を食用とします。当初はブロッコリーニという名称で広まりましたが、それ程国内では普及せず、アメリカでブレイクしたのを機にスティックセニョールという商品名で再デビューを果たしました。
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